現地時間6月17日にブンデスリーガ2部の第32節が行なわれ、原口元気が所属するハノーファーはホームに宮市亮が所属するザンクト・パウリを迎えた。原口は途中出場、宮市は負傷のためベンチ外となり、日本人対決は実現しなかった。

 この試合はホームのハノーファーが4得点を奪う快勝を飾っている。原口は2-0とリードした展開で後半開始からピッチに登場し、61分に自らネットを揺らすシュートで3点目を奪うと、80分にはカウンターからドリブルで持ち上がり、DFを引き付けた状態で中央のセドリック・トウヒャルトにパスを送り、4点目をアシスト。限られた時間で1ゴール・1アシストという結果を残した。

 現地メディア『Sportbuzzer』は「ハラグチは夢のようなゴールを決め、トゥヒャルトにゴールをプレゼント」と報じ、その活躍を称えている。

「この日のハノーファーは良いチームであることは間違いなく、ひとつ言えば遊びの手段を欠いていた。だが、後半からリントン・マイナに代わって出場した原口元気は、61分に夢のようなゴールを決めた。ドリブルで相手をかわして左足を振り抜き、17メートルの距離から放ったシュートはポストをかすめるようにネットを揺らした。80分のカウンターではフリーで抜け出すとトゥヒャルトのゴールをお膳立てする、素晴らしい活躍で試合を終えた」

 また、現地紙『BILD』は「負傷しているにもかかわらず、原口は出場を懇願した」と舞台裏を報じている。

「ゲンキ・ハラグチは股関節屈筋を負傷していたため、先発メンバーから外れて、リントン・マイナが先発した。だが、彼はハーフタイムのホイッスルが鳴る少し前に、ケナン・コジャック監督を説得し、出場を懇願。そして61分に今季6点目となるファンタスティックなゴールを決め、3-0とした」

 原口が自らゴールを決めたのは、第27節オスナブリュック戦以来となる。好調なハノーファーのなかで、リーグ再開後は2ゴール・4アシストとチームを牽引。負傷の具合が気になるところだが、現地でも評価が高まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部