ついにプレミアリーグが帰ってくる。現地時間6月17日に行なわれる第28節(延期分)のアストン・ビラ対シェフィールド・ユナイテッドの一戦で約3か月ぶりに再開される。

 そのリスタートから遅れること約2時間後にキックオフを迎えるのが、マンチェスター・シティ対アーセナルだ。両者とも来シーズンのヨーロッパコンペティションへの出場権を獲得するために負けられない一戦である。

 だが、マンチェスター・Cの指揮官ジョゼップ・グアルディオラは、ビッグマッチに向けて不安を吐露している。

 今年4月に新型コロナウイルスで最愛の母を亡くしたスペイン人監督は、現地時間6月16日に開かれた会見で、リスタートに向けた複雑な心境を口にした。

「チームの調子はどうかって? 正直言って分からない。試合で、チーム状態を見てから、どう改善するか確認する。この3週間は心配していたよ。準備不足だったからね。再開までに5、6週間あったスペインやドイツとは違う。

 十分ではないことは分かっているが、これが現実だ。飲食業、販売業、あらゆるビジネスの人たち全員が適応しなくてはいけないし、我々もそうしなくてはいけない。誰もが個人的に経済的に苦しんでいる。我々は適応しなくてはいけない」

 さらに「選手たちはいい練習をしているが、正確なフィジカルコンディションやハイレベルになるまでどれだけかかるかは分からない」と漏らしたグアルディオラは、「我々だけじゃなく全チームが準備できていない」と続けている。

「1試合をプレーする準備は出来ている。けれど、3日後に試合、その4日後にまた試合だ。我々は、そんな連戦を戦う準備はまだできていない。そうだからこそ、我々はローテーションを利用しながら、本当に全ての選手を起用しなければいけないと思う。以前のようにはいかない。

 通常のように3週間のオフ明けに試合をプレーすることは可能だ。だが、我々は2か月もソファーに寝そべって何もしていなかった。それが、選手たちが完全にフィットしていないと思う理由だ。だが、我々はシーズンを終わらせなければいけない。全てのクラブへの経済的ダメージはできる限り最小限にする必要があるからね」

 タイトなスケジュールが続いていくことへの不安を口にしたグアルディオラは、どのようにしてチーム状態を上げていくのか。再開後の手腕に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部