6月20日に再開するセリエAで、ここまで10位と健闘を見せているのが、日本代表DFの冨安健洋が所属するボローニャだ。1部残留は濃厚で、ヨーロッパリーグ出場権獲得(5、6位)の可能性も十分にある。

 その立役者が、シニシャ・ミハイロビッチ監督だ。白血病の治療をしながらも、チームをまとめ上げ、ベンチで気丈に指揮を執る姿は感動を呼んでいる。

 ボローニャの公式SNSは6月14日、「シニシャはまだそれを持っている」と題して、そのセルビア人指揮官がシュート練習をする動画を投稿。話題を呼んでいる。

 1990年代から2000年代前半にかけてサンプドリア、ラツィオ、インテルなどで活躍したミハイロビッチは、DFながらプレースキックの名手として有名だ。セリエAにおける直接FKからの通算28ゴールは、元イタリア代表のアンドレア・ピルロと並んで歴代1位。98年12月のサンプドリア戦では、FKだけでハットトリックを達成するという偉業を成し遂げている。

 動画には、その名キッカーが、壁はないものの、正GKウカシュ・スコルプスキを相手にペナルティーエリアの外側から高精度シュートを次々に放つシーンが収められている。

 闘病生活で、一時はげっそりと痩せていた闘将の元気な姿と現役さながらのプレースキックに、ファンは感嘆!コメント欄には次のようなメッセージ寄せられている。

「なんて素晴らしいキックだ」
「偉大な監督」
「マエストロ!」
「5人交代できるなら、ミハイロビッチをピッチに入れよう」
「もっと続きが見たい」
「プレーしてくれ!」
「自分をスタメンに入れるべき」
「なんてショーだ」
「誰も止められない!」
「シニシャが復活した」
「監督、最高だ!」

 ボローニャは、現地時間6月22日に開催されるセリエAの再開戦で、王者ユベントスをホームに迎える。ミハイロビッチは首位チームから勝点を奪うことができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】「監督、最高だ!」正確なキックは健在!ミハイロビッチのFK練習動画はこちら