6月12日、トレーニング後に設けられたオンライン取材で、DF車屋紳太郎が7月4日のリーグ再開に向けて意気込みを語った。

 新型コロナウイルスの影響で活動を休止していたチームは、6月2日から全体練習を再開。車屋は「フィジカル的にもいろいろ取り組んできたので身体の状態は良いです」と語りつつ、「ボールフィーリングはまだまだ改善する点もありますし、時間をかけて元の姿に戻して、それ以上になれるようにやっていきたいです」と今後のテーマを設定した。

 チームは中断前、2月16日にルヴァンカップの清水戦(〇5-0)、同22日にリーグ開幕戦の鳥栖戦(△0-0)を戦ったものの、ベンチに入った車屋に出場機会は訪れなかった。

 走力、足もとの技術に加え、ポリバレント性も魅力のレフティーで、CB、右SBも高い水準でこなす車屋だが、主戦場は左SBだ。ここ数シーズンは2歳上の登里享平とレギュラー争いを展開し、今季は前述の2試合でスタメンの座を譲った形だった。だからこそ危機感も抱いているという。

「厳しいポジション争いになると思いますが、とにかく自分にフォーカスして、どのタイミングでチャンスが来ても結果を残せるように良い準備をしたいです」

 そして今季を「勝負の年」と捉える。

「2、3年前はスタメンで出られることが多かったですが、去年はそういうチャンスが減りましたし、僕自身は危機感を持ってプレーしています。ただこのチームでこれからもっとプレーし続けていくためには成長していかないといけません。毎年そうですが、今年はより大事な年になると思います」

 そのために全体練習後に「全身を鍛えるトレーニング」を取り入れるなど、7月4日のリーグ再開に向けて準備に余念はない。ストイックな男が挑む激しいレギュラー争いは、チームの総合力向上の後押しにもなりそうだ。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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