ブンデスリーガに続き、スペインのラ・リーガにもフットボールが戻ってきた。6月11日、シーズン再開初戦となるリーガ第28節で、セビージャ対ベティスのアンダルシア・ダービーが行なわれた。

 スコアレスで前半を終えた試合は、後半にホームのセビージャが均衡を破る。54分、CKからの競り合いでルーク・デヨングがマルク・バルトラにファウルを受けてPKを獲得。ルーカス・オカンポスがこれを決めてスコアを動かす。

 さらに62分、セビージャは再びCKから、オカンポスがヒールで流したボールをフェルナンドが頭で押し込んで追加点。その後はリードを保って逃げ切り、再開初戦を白星で飾った。

 だが、大きなポイントとなったPKの判定に、バルトラは納得していない。スペイン紙『Marca』によると、バルトラは試合後に「かなり拮抗したゲームだったと思う。非常に疑わしいプレーが試合を特徴づけた」と不満を表している。

「僕はまったくPKじゃないと思う。でも笛が吹かれた。とてもひどいよ。僕たちは、自分たちやサポーターにとって重要な試合だと分かっていたからね」

 さらに、スペイン代表DFは「信じられない。僕はポジションを取っていて、先にジャンプした。信じられない。反応を見てくれよ。だれも、何も抗議していなかったじゃないか」と怒りが収まらなかった。

「サッカーはコンタクトスポーツだ。あれはPKじゃないと思う。そしてすべてが決まった。このレベルでは、ちょっとしたことが大きな違いとなるんだ」

 Marca紙によると、元主審のアンドゥハル・オリベルは『Radio MARCA』で「わたしはPKじゃないと思う」と、誤審だったとの見解を示している。

「コンタクトがあったから、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)が介入することはできない。だが、ひとつの試合の中でこういうプレーはたくさんある。PKと判定するには十分ではなかったと思う」

 Marca紙のアンケートでは、6800人を上回るユーザーのうち、70%が判定は正しくなかったと回答している。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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