現地時間6月11日、リバプールは本拠地アンフィールドで2部ブラックバーンとのテストマッチを行なった。3月13日の公式戦以来となる対外試合で、6-0の快勝を収めている。

 今年1月に加入した南野拓実は先発出場し、23分にナビ・ケイタのゴールをアシストすると、前半終了間際にチームの3点目となるゴールを挙げている。

 地元紙『Liverpool Echo』は、「ミナミノからクロップへの強烈なメッセージだ」と大々的に報じ、「この試合で日本代表プレーヤーは彼がファーストチームに相応しい存在であることをタイムリーに思い出させてくれた」と綴っている。

 また、試合後にユルゲン・クロップ監督は公式HP上でコメントを発表。「この試合は単なるテストマッチではなく、とても重要なゲームだった」と手応えを語っている。

「我々に足りなかったのは“ファーストチーム”の選手なんだ。今日の試合では皆がクオリティーを証明してくれた。ゲームに入った瞬間から、とても良い状態だった。プレスやカウンター、サッカーそのものが本当に良かったと思う。ゴールも素晴らしかった。新しいプロトコルでの取り組みは、改善の余地はあるが、非常に良い。これからに希望が持てる出来だったよ」

 そう絶賛した指揮官は、プレミアリーグ再開に向けて、「今のところ大丈夫と思える」と自信を深めている。

 リバプールは、リーグが中断する第29節までの時点で、2位のマンチェスター・シティに勝点25ポイント差を付けて首位を独走。優勝マジックを「2」としている。21日に開催される再開マッチは、エバートンとのマージ―サイド・ダービー。悲願のプレミア制覇が目前に迫るなかで迎える大一番に向けて、1ゴール・1アシストという結果を残した南野は、強烈なアピールに成功したといえそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部