今冬にレッドブル・ザルツブルクから南野拓実を引き抜いたリバプールは、早くも次なるターゲットに狙いを定めているようだ。

 今年1月に長年に渡ってスカウティングを続けていた南野をチームに迎え入れたリバプール。マンチェスター・ユナイテッドやミランといった他のメガクラブが触手を伸ばしていたタレントを、移籍金765万ポンド(約10億7100万円)で引き抜いたのは、綿密な調査の賜物だろう。

 移籍後の南野は公式戦7試合でゴールなしと、イングランドの水に慣れるのに苦労している感が否めないが、プレミアリーグ首位を快走しているチームにあって、そのマルチさが貴重な存在であることに変わりはない。

 そんな中で、レッズは「ネクスト南野」とも言える逸材に熱視線を送っているようだ。

 現地時間6月9日、リバプールの専門メディア『Liverpool.com』は、そのターゲットは今年1月にバーゼルからザルツブルクの一員となったスイス代表FWのノア・オカフォーだと伝えた。

 現在20歳のオカフォーは、185センチという巨躯の持ち主ながら、南野と同様に両ウイングやCF、さらに2列目もこなす器用さが売り。さらに同メディアによれば、ザルツブルク移籍後は、1試合平均で6.59回ものドリブルを仕掛けるなど、アグレッシブさも見せつけているという。

 スイス期待のニュースターの動向について、『Liverpool.com』は「リバプールはすでにミナミノの後継者を見出した」と記し、次のように綴っている。

「ミナミノを獲得してザルツブルクとの関係性を深めているリバプールは、それをさらに密なものにしようとしている。ミナミノとハーランドを売却した資金で、今年1月にザルツブルクがバーゼルから引き抜いたオカフォーは、両クラブの関係を深めるための興味深い候補だ」

 さらに同メディアは、クラブ側の動きも分析している。

「オカフォーは今すぐにザルツブルクを離れる準備はできていない。だが、間違いなく高いポテンシャルを秘めた原石だ。そんな彼をレッズの敏腕スポーツディレクターであるマイケル・エドワーズが見逃すはずがない」

 近い将来、オカフォーが、リバプールのユニホームを纏う日は訪れるのか。南野にとってはライバルとなり得る存在だけに、そのパフォーマンスが注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部