フランクフルトの長谷部誠は、ブンデスリーガにおけるアジア人としての記録を塗り替えた。

 長谷部は前節で元韓国代表FWチャ・ボムグン氏が持つ308試合というレコードに並び、現地時間6月6日に行なわれたマインツ戦に先発出場したことで、31年ぶりにブンデスリーガにおけるアジア人の最多出場記録を更新した。

 ただ、試合は0-2で完敗。リーグ戦での連勝は2で止まってしまった。試合後、クラブを通じてコメントを発表した長谷部は、「今日は良い戦いができなかった。あらゆる要素が欠けていたし、スペースを潰してきた相手と十分に戦うことができなかった。とても残念に思う」と語った。

 現地紙『Frankfurter Rundschau』は、「アニバーサリーゲームで堅実なパフォーマンスを見せていたが、久しぶりに調子の悪い姿を見せた。押しのけられた77分のボールロストが2失点目に繋がってしまった」と評している。

 また、現地局『ntv』はこの36歳のベテラン戦士の経歴を振り返りつつ、偉業達成を報じた。これまでヴォルフスブルクでブンデスリーガ制覇、フランクフルトではDFBポカール優勝を経験し、主将を務めた日本代表では114試合に出場していることを紹介し、こう称えている。

「クラブからの信頼も絶大であり、フレディ・ボピッチSDは『マコトはとんでもない経歴の持ち主。今の年齢になってもチームの柱であり続けているのは、彼の素晴らしいプロ意識のたまものだ』と絶賛。自らの価値を証明し続けている」

 2週間で4試合をこなすという過密日程が続くフランクフルトは、10日にDFBポカール準決勝でバイエルン、13日には残り4試合となったブンデスリーガの第31節でヘルタ・ベルリンとアウェーで対戦する。

 長谷部はクラブとの契約を1年延長している。どれだけ出場記録を伸ばすか注目だ。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部