県外との往来自粛要請を山形県が解除して初の週末となった6日、豪雪を生かして夏スキーができる「月山スキー場」(西川町)は、県外客でにぎわいを見せた。

 駐車場の車は、東北、関東をはじめ、和泉、広島、高知など県外ナンバーが大半。それでも、昼時のリフトは数人待ち程度だった。友人と一緒にスノーボードをした宮城県塩釜市の会社員、菊田稔大さん(32)は「大型連休に来られなかったので滑れてよかったです。案外、雪も残っているし、人もいますね」。

 月山スキー場は新型コロナウイルス禍で4月20日から休業。5都道県を除く県外客の受け入れは、6月1日に再開した。ただ、管理するコースが6月中旬には雪解けで使えなくなりそうだという。

 スキーシーズンが終わると、収入源となるリフトの1日券は売れなくなる。運営する月山観光開発の索道事業部長、山崎広幸さん(57)は「ハイシーズンの5月を休み、今から取り返せる金額ではないが、早く移動自粛が全面解除になってほしいです」と話した。(上月英興)