アメリカのMLS(メジャー・リーグ・サッカー)は、現地時間の6月3日に、3月12日から中断していたリーグ戦の再開などを含む新たな労使協定に合意したと公式ホームページで発表した。

 それによると、新しい協定は2025年まで有効で、今夏にフロリダ州オーランドに全26チームを集めて無観客で集中的に試合を実施。開催期間は最大35日間となる見込みだ。詳細については決定次第発表されるという。

 すでにMLSでは、5月6日からは個人練習の許可が、今週からは6人以下でのグループトレーニングの実施の許可も出している。今後は全体練習再開に向け、クラブ内での検査や、自治体の許可、感染防止対策の実施などが必要になってくるという。

 現在MLSには、今年1月にベルギーのヘントから、FCシンシナティへ移籍した久保裕也が在籍。今季これまでに行なわれている2戦ともに先発出場し、1-2と敗れたものの2戦目のアトランタ・ユナイテッド戦では無回転のミドルシュートを放ち、今季初ゴールも記録している。

 またシンシナティは、2月の開幕1週間前に前任のロン・ヤンス監督が、人種差別的な発言があった疑いがあるとして辞任。その後暫定監督のもと2試合を戦っていたが、コロナ禍での中断中の5月21日に、ヤープ・スタム氏の監督就任が発表された。現役時代はマンチェスター・ユナイテッドやミランで活躍し、オランダ代表としても実績を残しているオランダサッカー界のレジェンドだ。

 わずか2試合ながら、ゴールという結果も残し、チーム内でも存在感を見せ始めていた久保裕也。スタム新監督のもと、再開したMLSでいかなる活躍を見せられるか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部