現地時間6月3日、新型コロナウイルスの影響で延期となっていたブンデスリーガ第24節ブレーメン対フランクフルトが行なわれた。

 この試合ではホームチームからは大迫勇也、そしてアウェーチームからは長谷部誠、鎌田大地のふたり、計3人が先発出場。リーグ再開後初の日本人対決が実現。自動降格圏の17位にいるブレーメンと、12位まで浮上したフランクフルトにとってぜひとも勝ち星の欲しい一戦となる。

 最初に攻勢に出たのはブレーメン。前節のビッテンコートらが90分間の出場が叶わないため、大迫、ゼルケ、バルテルスという3トップ。積極的に前線からボールに絡み、縦パスなどを使って最終ラインを揺さぶり、長谷部と大迫がマッチアップする場面もみられた。

 35分、エリア内でクラーセンとアブラアムが交錯。アブラアムの腕にボールが触れる前にオフサイドという判断で、ホームチームにPKは与えられずに終わった。

 決定打に乏しいままスコアレスで前半を折り返した両チームは、後半早々から積極的に仕掛けていく。

 58分、ゴール前の混戦からコーアが決めてフランクフルトが先制かと思われたがVARによって無効に。しかし61分、長谷部が大迫のポストプレーをインターセプトして鎌田に渡し、繋いだコスティッチからのピンポイントクロスにアンドレ・シウバが頭で合わせ、先制する。

 追う立場になったブレーメンは直後にサージェント、ラシチャを投入。さらに75分に大迫はビッテンコートと、77分には鎌田もソウと交代し、ピッチ上が目まぐるしく入れ替わる。

 そんな混乱に乗じて、81分にCKから途中出場のイルザンカ―がファーストタッチで追加点を叩き込み、0-2とホームチームを突き放す。さらに90分にはセットプレーから再びイルザンカ―が3点目を押し込み、試合を決めた。

 0-3で2連勝、勝点3を得たフランクフルトは勝点35で11位に浮上した。また、この試合でフル出場した長谷部は“アジアの虎”チャ・ブングンが保持しているブンデスリーガでのアジア人最多出場記録である308試合目を記録している。

 ブンデスリーガは残り5試合。次節、17位ブレーメンはヴォルフスブルクと、フランクフルトはマインツと、ともにホームで対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部