5月28日発売のサッカーダイジェストでは、「Jリーグ歴代最強チーム」と題し、現役選手や元日本代表など総勢50名に“歴代で最強だと思うチームトップ3”を選んでもらっている。ここでは、現役時代に千葉などで活躍し、06年のドイツ・ワールドカップに出場した巻誠一郎氏の“トップ3”を紹介しよう。

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「巻誠一郎が選ぶ“最強チームトップ3”」
1位:2006年の浦和レッズ
2位:2006年のガンバ大阪
3位:2005年のジェフユナイテッド千葉

 基本的に対戦経験があるチームから選びました。特に覚えているのは個の能力が非常に高くて、勝負強かった06年の浦和。対戦時は一瞬たりとも気が抜けず、落ち着けなかったです。

 なかでもポンテとワシントンのふたりが強烈でした。ポンテがボールを持った時の得点の匂いが凄くて、ワシントンのパワーは日本人からしたら規格外。あれだけタレントが揃うと、まとまらないイメージがあるけど、機能していたのは驚きです。


 06年のガンバは中盤に明神(智和)さん、ヤット(遠藤保仁)さん、橋本(英郎)さん、二川(孝広)さんとサッカーIQの高い選手が揃っていて、クレバーなチームだった。

 常にボールを支配し、相手を手のひらで転がしている印象。前線のフェルナンジーニョ、マグノ・アウベスもアクセントになっていました。

 3位は僕がプレーしていた05年の千葉を選ばせていただきました。ただ、強かったと言うよりは、当時、守備的なチームが多かったなか、良い意味で後先考えないリスクを冒す戦い方で、「ファンが楽しめるサッカー」だったかなと。

 MVPは阿部(勇樹)選手。チームトップタイの12得点を奪い、攻守に輝いていました。

取材・構成●古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)

※『サッカーダイジェスト』2020年6月11・25日合併号より転載。

【詳細情報】2020年6月11.25日合併号