最強とも言われる選手が、必ずしもそのクラブのサポーターにとって最高の選手とは限らない。

 イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は最近、かつて長友佑都も在籍したインテルにおける「史上最高外国人選手」のアンケートを実施した。ファンが選んだのは、元主将ハビエル・サネッティだ。

 アンケートは、同紙が事前に選んだ16名の候補をトーナメント形式で競わせるかたちで行われた。ノミネートされたのは、ロナウド、サネッティ、ルイス・スアレス、ローター・マテウス、ディエゴ・ミリート、サミュエル・エトー、カール=ハインツ・ルンメニゲ、マイコン、ジャイール、エステバン・カンビアッソ、アンドレアス・ブレーメ、ヴェスレイ・スナイデル、ジュリオ・セーザル、マウロ・イカルディ、ズラタン・イブラヒモビッチ、ユーリ・ジョルカエフの16人だ。

 1回戦は、ロナウドがジョルカエフ、マイコンがジャイール、マテウスがJ・セーザル、ミリートがスナイデル、エトーがブレーメ、スアレスがイカルディ、カンビアッソがルンメニゲ、サネッティがイブラヒモビッチに勝利した。

 準々決勝は、ロナウドがマイコン、ミリートがマテウス、スアレスがエトー、サネッティがカンビアッソに勝利。準決勝はロナウドがミリート、サネッティがスアレスを下してファイナルに進んだ。

 そして迎えた決勝、約1万2000人のユーザーのうち、63.4%がサネッティに投票。“怪物”ロナウドの36.6%に大差をつけ、背番号4を纏ったカピターノ(主将)が頂点に立った。

 サネッティは1回戦でイブラヒモビッチ相手に90%、準々決勝でカンビアッソ相手に91.1%、準決勝でスアレス相手に74.3%の得票率。いずれも大差をつけての優勝となっている。

 もちろん、あくまでもネット上のユーザー投票の結果ではある。だが、長年にわたってチームとクラブを支え、2010年の3冠をはじめとする数々のタイトルに貢献し、現在も副会長としてインテルの発展に寄与しているサネッティが、サポーターから愛されている証拠と言えるだろう。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部