スコットランドのハーツに所属するFW食野亮太郎が6月1日、自身のSNSでファンやクラブに別れを告げた。

 昨夏にガンバ大阪からイングランドのマンチェスター・シティに加入した21歳は、1年間の期限付きでハーツへ移籍。デビュー2試合目の第5節・マザーウェル戦(2-3)で早速ゴールを記録し、上々の滑り出しを見せたものの、12月に指揮官が交代するなどの影響もあって、徐々に出場機会が減っていた。

 新型コロナウイルスの影響で3月13日から中断したリーグ戦は、5月18日に打ち切りが発表。1試合あたりの平均勝点によって順位が決まり、優勝はセルティック、2位がレンジャーズで、ハーツは最下位に終わり来季2部への降格が決定した。食野は公式戦21試合に出場し、3得点という記録に終わった。

 6月1日にハーツは、公式サイトで18人の選手やスタッフの退団を発表。その中に食野の名前も含まれていた。またクラブは「退団する全員のハーツでの尽力に感謝したい。将来の成功を祈っている」とのコメントを発表している。

 これを受けて、同日に自身のSNSを更新した食野は「Thank you!@ heart of midlothian fc(ハーツの公式アカウント)」との感謝のコメントとともに、4枚のユニフォーム写真を投稿した。

 アップしたのは、ホームのタインカッスル・スタジアムでのお披露目会の時、チームメイトとお辞儀をする姿、ゴール後の喜びのシーン、そして今季のチームのベストゴールとも言われているレンジャーズ戦での得点を決めた場面の4カットだ。

 この投稿にファンも反応。「グッドラック!」、「体に気をつけて頑張ってください!」、「忘れないよ!」、「また戻ってきて」、「どこのチーム行っても応援してます!」など、日本のファンのみならず、多くの現地サポーターからも英語で感謝のコメントが寄せられている。

 現地報道では、いったん保有元のマンチェスター・Cに戻るものの、労働許可証の問題もあるため、再び他チームへレンタルで移籍する可能性が高いという。

 ひと足先にシーズンを終えた東京五輪世代の食野。来季はどのユニホームを纏うのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部