世界中のフットボーラーのゴールセレブレーションに関する独自のこだわりやルーツなどを調査してまとめるのが、『ワールドサッカーダイジェスト』誌の新連載「オレのこだわりGOALセレブレーション」だ。第1回は日本の大人気アニメ『ドラゴンボール』の必殺技を披露する選手たちを紹介する。

【FILE.1】
●エドゥアルド・サルビオ/FW
●ボカ(ARG)
●アルゼンチン代表

 業界屈指の“ドラゴンボール・マニア”がサルビオだ。

 昨夏にベンフィカからボカに移籍して以降、孫悟空の『かめはめ波』や『元気玉』、孫悟飯の『魔閃光』、天津飯の『気功砲』などを次々と披露。今年3月10日の試合ではチームメイトと『フュージョン』を見せ、現地紙にも大きく取り上げられた。

 必殺技ポーズの理由は「長男(8歳のバレンティノ君)に頼まれるんだ。ゴールは彼に捧げている」と明かす。もちろんサルビオ自身もドラゴンボール好きで、貧しくて自宅にテレビがなかった幼少期は、友人宅でアニメを見るのが楽しみだったという。

【FILE.2】
●ミゲル・アルミロン/MF
●ニューカッスル
●パラグアイ代表

【FILE.3】
●ヨセフ・マルティネス/FW
●ベネズエラ代表
●アトランタ・ユナイテッド(MSL)

 17年からMLSアトランタ・ユナイテッドでコンビを組んでいたアルミロンとマルティネスは、前者がドラゴンボール・ファンだったため、一方がゴールを決めると『フュージョン』が十八番になっていた。

 19年1月にアルミロンがニューカッスルに移籍して以降も、2人の友情は不変だ。マルティネスが今年3月1日のMLS開幕戦で膝に大怪我を負うと、アルミロンはその2日後のFAカップで得点を挙げて親友へ激励の“ひとりフュージョン”を贈った。

※『ワールドサッカーダイジェスト』2020年4月16日号より転載