<日本の初メダル~テコンドー編>

新型コロナウイルス感染拡大で東京オリンピック(五輪)は1年延期となった。選手が来夏の祭典で獲得を目指す五輪メダル。各競技でどのような歴史が刻まれてきたのか。「日本の初メダル」をひもとく。

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テコンドーは1988年ソウル五輪と4年後のバルセロナ五輪の公開競技を経て、00年シドニー五輪以降から正式競技となった。

日本の初メダルは正式競技となったシドニー五輪。女子67キロ級で岡本依子が敗者復活戦を勝ち抜き、銅メダルを獲得した。

1度は準々決勝で敗れた。しかし、グンデルセン(ノルウェー)が決勝に進出し、敗者復活戦の出場権を得た。敗者復活戦1回戦で執念と気迫でムスケンス(オランダ)に7-5で勝利。スティーブンソン(英国)との3位決定戦は、わずか15分後。疲労は色濃かったが、残り50秒では倒れながらも左回し蹴り、残り40秒には右回し蹴りでポイントを重ねた。6-5で勝利。最後まで攻め抜いた。

ただ、これが日本勢の唯一のメダル。以降は12年ロンドン五輪女子57キロ級の浜田真由の5位が最高だ。