J2甲府は19日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が、14日に山梨県を含む39県で解除されたことなどを踏まえ、4月6日から休止していたトップチームの活動を一部再開した。

 山梨・韮崎市内で行われたこの日の練習は、自主トレーニングという形で、選手を3グループに分けて実施。それぞれ約1時間、コンタクトプレーを避け、選手間の距離を保つといった感染予防を徹底し、パス回しなどで汗を流した。チームとして大きな一歩を踏み出し、伊藤彰監督(47)は「選手たちもすごく気持ちよくやってくれたので、きょうは良かったなと思います」と振り返った。

 当面は現体制を続け、状況を見ながら全体練習へつなげていくことになる。伊藤監督は「(選手は活動休止中に)ステイホームといった、3密を回避する行動をとって、プロフェッショナルな意識を持って過ごしてくれていたと思いますので、きょうもしっかり動けていました」と話した。

 Jリーグの再開時期は未定だが「(活動休止前に)チームとしてできあがった部分はまだまだ足りなかったと思います」と指揮官。「まずは2週間くらいでしっかりコンディションを戻すこと」と最優先事項を挙げた。「そこから戦術だったり、グループとしての理解、技術といったところだったりも高めていかないといけないと思います。ただ、ミーティングも3密を避けなくてはいけないので、こまめに選手にすり込んでいきたい」と先を見据えた。