新型コロナウイルス感染防止に“おうち時間”を過ごすスポーツ人の「インスタグラム」に自筆の絵の投稿が増えている。漫画やアニメのヒーローの模写や塗り絵など隠れた才能がキラリ。フォロワーが「うますぎる」と驚くほどの“画伯級”もいる。

 2000年シドニー五輪柔道男子100キロ超級銀メダリストの篠原信一さん(47)=スポーツ報知評論家=は、巣ごもり中に腕がレベルアップした。宮本武蔵を主人公にした漫画「バガボンド」の模写を手に「僕は絵も黒帯ですから」とまさに自画自賛するほどだ。ディズニー「美女と野獣」やアニメ「ルパン三世」の峰不二子のお色気ぶりも伝わってくる腕前だ。

 模写を始めたきっかけは自身の子供たちの教育。「おとん、何か描いてよ」とせがまれ、描き続けているうちに上達した。コロナ禍で家にいる子供たちには「柔道の集中力を高める訓練になるから下手くそでもいいから描け」と指導し、一緒になって描いている。

 模写は柔道技の習得にもつながるという。「すごい強い人のマネから上達していくように技を盗むのに似てますね、怪盗ルパンのごとき! 模写は奥が深いわけなんです!」と力説した。