新型コロナウイルスの感染拡大の影響で献血する人が低迷する中、サッカーJFLの松江シティFCの選手らが16日、献血に協力した。実信(さねのぶ)憲明監督(40)は「開幕時期は不透明だが、チームとして今できることを考えていきたい」と、協力した理由を語った。

 県赤十字血液センターによると、コロナの影響で学校やイベントでの集団献血が相次ぎ中止になった。5月に必要な19件の集団献血のうち、数件の予定が決まっておらず、十分な血液を確保できない可能性もあるという。

 この日は松江市東本町の駐車場に献血用バスを派遣し、松江シティFCの選手とスタッフ計36人が献血した。JFLは3月中旬の開幕が7月中旬に延期。チームは4月13日に活動を休止し、5月11日に練習を一部再開したばかりだという。垣根拓也主将(28)は「ピッチで熱いものを見せられない中、違う形で島根に貢献したかった」と話した。

 センターは血液の安定確保のため、協力を呼びかけている。松江市大輪町の献血ルームだんだん(0120・23・9469)を訪れる際は、事前に電話での予約を求めている。(清水優志)