生年ごとにベスト11を選んで「最強世代」を見つけ出すのが、『ワールドサッカーダイジェスト』誌で好評連載中の「年代別ベスト11」だ。その19回目は「1981年生まれ」を紹介する。

 世界のフットボール史に名を残すワールドクラスが揃った「最強世代」のひとつだろう。イブラヒモビッチ、エトー、シャビ・アロンソ、エブラ、マイコン、ヴィディッチ、カシージャスは、全盛期にそのポジションの第一人者と呼ばれたまさに超一流たちだ。

 彼ら以外にも実力者が少なくない。強靭なフィジカルを利して相手FWをねじ伏せ、アーセナルの無敗優勝(03-04シーズン)に寄与したのがCBのコロ・トゥーレ。長短織り交ぜた正確なパスで攻撃陣を操る司令塔のキャリックは、12年に渡り支えたマンUで計18個のタイトルを獲得したセントラルMFの名手だ。

 多彩なシュートパターンを持った俊敏なストライカーのビジャは、スペイン代表での通算ゴール数(59)が歴代1位。文字通りのレジェンドだ。2000年代にチェルシーの黄金期を主力として支えたのがJ・コールで、好調時のドリブルは誰にも止められなかった。

 メッシやスアレスなどの「87年生まれ」に対抗しうるこの世代は、最高評価の「SS」に十分値するはずだ。
総合評価「SS」(SS、S、A、B、C、Dの6段階)

●1981年生まれのベスト11●
【GK】
イケル・カシージャス
代表:元スペイン代表
現所属クラブ:ポルト

【DF】
パトリス・エブラ
代表:元フランス代表
主な所属クラブ:マンチェスター・U、モナコ、ユベントス

ネマニャ・ヴィディッチ
代表:元セルビア代表
主な所属クラブ:マンチェスター・U、スパルタク・モスクワ

コロ・トゥーレ
代表:元コートジボワール代表
主な所属クラブ:アーセナル、マンチェスター・C、リバプール

マイコン
代表:元ブラジル代表
主な所属クラブ:モナコ、インテル、ローマ

【MF】
マイケル・キャリック
代表:元イングランド代表
主な所属クラブ:マンチェスター・U

シャビ・アロンソ
代表:元スペイン代表
主な所属クラブ:リバプール、R・マドリー、バイエルン

ジョー・コール
代表:元イングランド代表
主な所属クラブ:ウェストハム、チェルシー、リバプール

【FW】
ダビド・ビジャ
代表:元スペイン代表
主な所属クラブ:バレンシア、バルセロナ、A・マドリー

ズラタン・イブラヒモビッチ
代表:元スウェーデン代表
現所属クラブ:ミラン

サミュエル・エトー
代表:元カメルーン代表
主な所属クラブ:バルセロナ、インテル、チェルシー

※『ワールドサッカーダイジェスト』2020年4月2日号より転載