全日本柔道連盟は15日、常務理事会を開催し、新型コロナウイルス感染拡大に伴う東京五輪の1年延期で処遇が未定となっていた、13階級の代表内定選手をそのまま来夏の五輪代表として維持する方針を固めた。代表が決まっていない男子66キロ級については今後、改めて選考会を開催する。また、9月で任期満了となる男子代表の井上康生監督(42)ら強化スタッフを五輪後の21年9月まで続投とすることも決まった。

 唯一代表が決まっていない男子66キロ級は、19年世界王者の丸山城志郎(ミキハウス)と17、18年世界王者の阿部一二三(パーク24)の一騎打ちとなっているが、延期となっている全日本選抜体重別選手権やワンマッチを含め、引き続き選考方式を検討する。ただ、まだ選手が練習ができていない状況が続いており、選考会までは3カ月程度の準備期間を設ける方針。金野強化委員長は「流動的だが、お互い納得できるように試合をセッティングしたい。不公平感が出ないよう、お互い十分だという期間は確保したい」と話した。