全日本柔道連盟(全柔連)は15日、オンラインで常務理事会と強化委員会を開き、2月までに決めた男子66キロ級を除く東京五輪代表男女13選手の代表権を維持する方針を固めた。6月中旬以降に開催する理事会で正式決定する。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で東京五輪が来夏に延期となったことを受け、全柔連は代表選手の処遇について議論を重ねていた。常務理事会と強化委員会は当初4月15日に行う予定だったが、全柔連役職員が新型コロナウイルスに集団感染し、1カ月延期された。常務理事会後、取材に応じた全柔連の中里壮也専務理事は、代表維持について「国際柔道連盟(IJF)から試合日程の連絡もなく、選考する手段がないのが大きな理由。強化委員会と常務理事会とも全会一致で決まった」と説明した。

男子66キロ級の選考に関しては、最終選考会を兼ねた4月の全日本選抜体重別選手権が延期となり、新たな日程のめどは立っていない。

以下、東京五輪男女代表(階級順、五輪出場回数)

▽男子60キロ級 高藤直寿(26=パーク24)2回目

▽男子73キロ級 大野将平(28=旭化成)2回目

▽男子81キロ級 永瀬貴規(26=旭化成)2回目

▽男子90キロ級 向翔一郎(24=ALSOK)初出場

▽男子100キロ級 ウルフ・アロン(24=了徳寺大職)初出場

▽男子100キロ超級 原沢久喜(27=百五銀行)2回目

▽女子48キロ級 渡名喜風南(24=パーク24)初出場

▽女子52キロ級 阿部詩(19=日体大)初出場

▽女子57キロ級 芳田司(24=コマツ)初出場

▽女子63キロ級 田代未来(26=コマツ)2回目

▽女子70キロ級 新井千鶴(26=三井住友海上)初出場

▽女子78キロ級 浜田尚里(29=自衛隊)初出場

▽女子78キロ超級 素根輝(そね・あきら、19=環太平洋大)初出場