アマ転向を経てプロに復帰した元4団体世界ミニマム級王者でWBA世界同級10位・高山勝成(37)=寝屋川石田=が、同級スーパー王者のノックアウト・CPフレッシュマート(29)=タイ=から対戦オファーを受けたことが13日のスポーツ報知の報道で明らかになり、高山陣営の石田順裕会長(44)は14日、「世界戦のオファーが届いていることは事実。現在交渉している」と認めた。新型コロナウイルス収束後の大阪開催で交渉中。話がまとまれば、高山は16年8月以来となるプロ復帰戦が世界戦となる。

 また、王者側からの最初の接触は、高山がプロ復帰前の昨年10月だったことも判明。高山が8月に東京五輪予選で敗れ、オフの10月、旧敵で友人のイーグル・デーン・ジュンラパン氏(元イーグル京和)に会うためタイを訪問して現地で試合観戦していた際、ノックアウト陣営が「11月に対戦しないか」と打診。当時は準備期間が十分になく断った。

 高山はこの日、名古屋市内でロードワークなど個人練習に励んだ。対人の実戦練習は自粛中。本紙に「世界戦のオファーをうれしく思う。いつ試合が決まってもいいように今できることをやる」とコメントした。(田村 龍一)