新型コロナウイルスの影響でJリーグの中断が続くなか、J1浦和は、埼玉スタジアムの売店で販売する予定だった食料品を、貧困や孤立に直面する子どもたちに安価で食事を提供する「子ども食堂」に役立てようと寄贈した。

 スタジアムの飲食売店事業者から「試合に向けて用意した食材の行き場がない。食材を必要としている方々に届けたい」という声が上がり、クラブが埼玉県と連携して実現した。12日に寄贈されたのは、パン300個やチキン400個、肉巻きおにぎり400個など11品。子ども食堂を運営する「埼玉県子ども食堂ネットワーク」が、15日から支援を必要としている子育て世帯に配布するという。

 小中学校などの休校が続き、給食がないことによる低所得世帯への影響は深刻化している。同団体の本間香代表はクラブを通じ、「真心のこもった品々をいただいて本当に感謝しております」とコメント。浦和の立花洋一社長は「現在はコロナ禍で多くのみなさんが困難な状況に立たされているかと思いますが、試合が再開した際にはぜひスタジアムグルメを楽しんでいただければ」とコメントした。