須賀川市の「円谷幸吉・レガシーサルビアの会」のメンバー約30人が13日、東京五輪の聖火リレーコースにサルビアの花600鉢を設置した。1964年東京五輪の聖火リレーで市民らがサルビアを手に声援を送った「サルビアの道」が復活した。

 本来は3月に市内で予定されていた聖火リレーと東京五輪の本番で飾られ、五輪を盛り上げる予定だった。いずれも延期になったが、同市出身の円谷幸吉さんの生誕80年にあたるこの日、来年の五輪開催などを願ってコースの歩道にサルビアを置いていった。

 鉢には円谷さんの座右の銘だった「忍耐」の文字が刻まれた。コロナに打ち勝とうという思いも込めた。サルビアの会の安藤喜勝会長(70)は「もう一度、五輪に向けて盛り上げていきたい」と話していた。(田中基之)