日本相撲協会は13日、高田川部屋に所属する西三段目82枚目の勝武士(本名・末武清孝)さんが同日午前0時30分、新型コロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため、都内病院で死去したと発表した。28歳だった。協会員の新型コロナウイルス感染による死去は初めて。

 日本の国技から出た新型コロナウイルスの犠牲者に、ロイター、AP、AFPの通信社、英BBCといった世界の主要メディアも速報した。

 AFP通信は「日本の若い相撲レスラーがコロナウイルスで死亡」とし、入院までに時間が掛かったことなど詳細とともに「伝統のスポーツで初めてCOVID-19(新型コロナによる肺炎)による死者となった」と報じた。コロナ禍による20代の死亡報告は国内で初めてとみられ、AP通信は「彼はウイルスで亡くなった最初の力士であり、日本において、最も若くして亡くなった」と報じた。