アリエン・ロッベンはPSV、チェルシー、レアル・マドリーと各国のビッグクラブを渡り歩き、バイエルンで約10年プレーした昨夏に現役引退を表明。だが、本田圭佑の獲得で話題を呼んだボタフォゴが、復帰を打診していると現地メディアで報じられている。

 米スポーツチャンネル『Fox Sports』ブラジル版によれば、ボタフォゴのマーケティングを担当している副社長のリカルド・ローテンバーグ氏が、ブラジル人ジャーナリストであるチアゴ・フランクリン氏のYoutubeチャンネルで、「彼のようなビッグネームを連れてくるのが目的なんだ」と明かしたという。

 実現するかは分からないが、スターの動静に注目が集まる中、36歳のロッベンの復帰計画に苦言を呈する人物がいる。東京ヴェルディと浦和レッズでプレーした経験を持つ元ブラジル代表MFのエジムンドだ。

 今現在、『Fox Sports』で解説者を務めているエジムンドは、ロッベンのボタフォゴ加入について問われ、「ジョークでしかない。真剣なはずがないよ」と切り捨てた。

「大事な組織をこういう扱いにしてはいけない。引退した選手をブラジルでプレーさせるんだって? ビッグジョークでしかあり得ないよ。ブラジルにはジーコやリベリーノのような引退しても巧かった選手がいるけど、彼らをヨーロッパのチームが引き連れようと思ったかい? それに私はフットボールのコメンテーターとして務めたいんだ。コメディアンとしての経験はまだないんだよ」

 一方でエジムンドは、本田圭佑加入後に、元ナイジェリア代表MFのジョン・オビ・ミケルなど実力派の外国人選手の獲得に乗り出しているボタフォゴの補強については、「ブラジルではマスタークラスのチームを作り上げる動きが始まりつつある。だからそれに関しては、良いことだと思うよ」と称賛している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部