10日に契約継続を発表したBリーグ1部レバンガ北海道のSG中野司(23)が12日、オンラインで会見し、このほど引退したSG折茂武彦(49)の「スコアラー魂」継承を宣言した。

 中野は昨季途中に特別指定選手で加入、今季は32戦に出場し、チーム日本人では多嶋朝飛(31)の平均7・5得点に続く7・2得点。3Pはチーム最多の50本(成功率35・2%)と急成長。今季のリーグ新人賞ベスト5投票でも次点の6位と高い評価を受けた。

 同じポジションのレジェンド・折茂が引退を表明した今季は、その全てを吸収しようとスクリーンプレーなどを研究。「何本落としても打ち続けるのがシューター」という助言も受けた。

 折茂は自身を「シューター」ではなく「スコアラー」といい続けた。中野も、そのプレースタイルを理想とする。「今は、周りに生かしてもらい、パスをもらって狙うシューター。今後は、折茂さんのように、ボールを持った状況から、自身で的確なシュートセレクションをし得点を重ねるスコアラーを目指したい」と“折茂2世”へ意欲。来季はより大きな期待を背負ってのプレーとなるが「全て(の項目)で今季以上の数字を出したい。調子の波をなくし、守りでも、ファウルトラブルを減らしチームに活気を与えたい」と目標を掲げた。(小林 聖孝)

 ◆中野 司(なかの・つかさ) 1996年10月28日、兵庫県生まれ。23歳。バスケットは小学2年から。報徳学園高で高校総体出場、関西学院大2年で関西学生リーグ優勝、日本インカレ8強。同リーグでは3、4年で3P王に輝いた。19年2月にレバンガ北海道と特別指定選手契約を結び、5月に本契約。家族は両親と兄、弟、妹。185センチ、84キロ。血液型O。