「大相撲7月場所」(7月19日初日、東京・両国国技館)

 西前頭2枚目の阿武咲(23)=阿武松=が12日、稽古後に日本相撲協会を通じコメントした。新型コロナウイルスの影響でぶつかり稽古など接触を伴う稽古は自粛。「今は基本動作を中心にやっています」と、体力強化に努めている。

 夏場所が中止となったことに「最初は戸惑いがありましたが、今は逆に時間があるのでその期間でしかできないようなことやしっかり体作りをしようと思っています」と話した。7月場所まで2カ月以上と長丁場。「自分の課題は分かっていますのでそこを重点的にやっていこうと思います」と前を見据えた。

 無観客の春場所は横綱白鵬から初めて金星を挙げ、殊勲賞を獲得。「無観客っていうのが本当に最初は違和感だったのですがすぐに慣れました。その中でも白鵬関に勝てたのは自分でも大きな一歩になりました」と振り返った。

 2017年九州場所で新小結に昇進と順調な出世だったが右膝負傷の影響もあり、番付降下。ようやく再三役を視界に入れる地位まで回復してきた。

 日々、感染症対策を徹底。「まずは外出をしないことと、部屋にいてもこまめに手洗いうがいを徹底的にしています」と話した。