ぐっと我慢して待った久しぶりの波だ--。新型コロナウイルスの影響で4月25日から自粛が続いていたサーフィンが11日、高知県内で解禁となった。当面は県内のサーファー限定。約2週間ぶりに多くのサーファーが海に浮かんだ。

 四万十市の平野ビーチでは夜明け前の午前5時すぎ、サーファー約10人がやって来た。待ちかねたように、準備運動をして海に入った。水平線に昇る太陽の光にサーファーのシルエットが映える。「3密」を避けるため距離を置いて波をかき分けていく。

 同市の会社員新谷恭平さん(39)は「地元のサーファーも自粛の間、1人でも海に入ると迷惑がかかる。ワンチームの気持ちで我慢しました」と話した。

 同市の双海ビーチや黒潮町の入野海岸にも多くのサーファーの姿があった。駐車禁止が解除された近くの駐車場には県外ナンバーはなく高知ナンバーの車が並んだ。高知県サーフィン連盟は「感染拡大の防止のために、当面の間は県外のサーファーには引き続き自粛をお願いしています」としている。(笠原雅俊)