元プロレスラーの長州力(68)が10日、都内で無観客で行われた蝶野正洋(56)のプロレス35周年記念イベント「蝶野正洋35周年フォーラム~新型コロナウイルス感染予防啓発」にゲスト出演し、蝶野とトークを行った。2人はトーク前に取材に応じ、長州は政府から1世帯に2枚支給された“アベノマスク”と呼ばれる布マスクを着用し、緊急事態宣言が続く中での生活などを語った。

 革命戦士の感染対策は徹底していた。舞台で蝶野と顔を合わせた長州は、濃厚接触を避けるため握手に代わるあいさつとして提唱されている肘タッチを求められると拒否。さらに、ソーシャルディスタンスを保っていたため蝶野は素顔だったが、長州はマスクを着用。蝶野から「サイズが全く合ってないですが、アベノマスクですか」と問われると、「これは家内のヤツ。オレのは干してる」と答えて笑わせた。

 今月3日、50万以上のフォロワーを持つ自身のツイッターでアベノマスクが届いたことを報告し「あ~だ、こ~だと言わず!頂きましょう!大事なマスクです!私も家内も助かります!」と感謝。また、動画投稿サイト「YouTube」では「顔がでかいからちょっとちっちゃいくらいだけど、十分、機能は果たしてますよね」と評価しており、その言葉通りに有効活用していることを示した。

 昨年6月に引退してからは各メディアに引っ張りだこだったが、緊急事態宣言が続く中での生活を、「(バラエティー番組出演も)ないよ。家にいるね。コンビニに行って、あとは夕方から道場で密にならないように(注意して)体を動かしている」と説明。「苦しいとか、おかしくなるとかはないね」と話しながらも、昨年7月に誕生した孫に会えないため、「プールを買ってあるけど(今年の夏に)ぎりぎり使えるのか、使えないのか…」と、さみしげな表情を浮かべた。

 コロナ禍の収束後に何をしたいか問われると「やりたいことはいっぱいあるけど、意外と何もしないと思う」と返答。だが、蝶野が「オレは旅行、海外。アメリカ、ドイツに行きたい」と答えると、「いつごろ、これ(新型コロナウイルス感染)終わると思う?」と逆質問して報道陣を困惑させながら、「オレは海のキレイなところ、暑いところに行きたい」と希望した。革命戦士も平穏な日常が帰ってくる日を待っている。