セリエAのボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋に、名門ローマが興味を示している。だが、その移籍は簡単には実現しないかもしれない。

 イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によれば、ローマは昨夏にベルギーのシント=トロイデン(STVV)からボローニャに加入した冨安を高く評価しているという。イタリア1年目ながら不動のレギュラーに定着したことに加え、まだ若いことから、首脳陣がチームに迎え入れたいと考えているようだ。

 だが、ボローニャはこの日本の俊英に、2000万ユーロ(約25億円)という強気の値札を付けているという。同紙は、ローマ側が見積もっているのは1000万ユーロ(約12億5000万円)で、この差は「埋めがたい」と指摘している。

「新型コロナウイルスの影響もあり、ただでさえ経営の苦しいローマにとって、この数字は見合わない。イタリアのクラブが日本人のためにこんな金額を支払うのは困難である」

 また、移籍情報サイト『TUTTO MERCATO WEB』は、冨安が来年に延期された東京五輪の代表候補であることから、「本人が五輪出場を優先しており、今すぐに成立は難しいのではないか」と指摘。一方で「五輪が終わってからの可能性は残っている」と綴っている。

 はたして日本の若武者は、イタリアでのステップアップ移籍を果たすのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部