鹿島アントラーズは7日、一般社団法人鹿島医師会の運営で、カシマスタジアムでのPCR検査を実施することを発表した。スタジアム内に「鹿行地域PCR検査センター」が設置され、11日からドライブスルー形式でのPCR検査が始まる。

「鹿行」とは鹿島のホームタウン5都市(鹿嶋市、潮来市、神栖市、行方市、鉾田市)。これらの医療機関で新型コロナウイルス感染が疑われると判断された人の中から、潮来保健所が検査対象者を選定する。検査実施は平日午後1時から3時までの間で、1日20件まで。

Jリーグの村井満チェアマンは4月20日に菅官房長官と会談し、「Jリーグとして医療機関に何かできることはないか。各地のクラブハウスを提供し、PCR検査会場にできるかもしれないと考えている」と提案していた。今回はスタジアムでの実施という形となったが、Jクラブの医療支援がついに実現した。

◆鹿島アントラーズ小泉文明社長(39)のコメント

今回、鹿行地域PCR検査センターの設置にあたり、県立カシマサッカースタジアムの指定管理者として、実施場所提供という形で協力することになりました。新型コロナウイルス感染症の拡大防止には、地域一体となった取り組みが大切で、PCR検査による現状の把握や医療体制の整備は終息に向けた大前提となります。センターの運営主体となる鹿島医師会様始め、鹿島アントラーズのホームタウンとなる茨城県鹿行地域の医療機関、そして鹿行5市と連携し、状況の改善につながっていけばと思います。これまで当たり前だった生活、フットボールのある日常を取り戻す日まで、引き続き、クラブとしても協力してまいります。スタジアム周辺地域のみなさまには、ご理解のほどよろしくお願い致します。