カタールのアル・サッドを率いるシャビが、現地時間5月4日にバルセロナ時代の同僚、サミュエル・エトーとのオンライン対談に臨んだ。

 エトーのインスタグラムにライブで参加したシャビは、現役時代を懐かしみ、レアル・マドリーとのクラシコに挑んだ際の気持ちなどを振り返った。スペイン紙『AS』やポルトガル紙『A BOLA』などがその様子を伝えている。

 現在は監督という新たな挑戦をしているシャビは、選手出身ならではの苦悩を経験しているようだ。

「二重の意味で苦しんでいるんだ。最もしんどいのは、ボールを持てないとき。僕らが実践するスタイルは攻撃的なもので、僕は現役時代、ボールを保持し、ゲームの主役になることを好んでいたからね。ただ、一番大切なのは、指導者だけではスペクタクルなフットボールは成立しないということ。自信を持っている選手と、忠実で言葉の裏まで読んでくれるスタッフがいてこそ成立するものだと知ったよ」

 また、古巣であるバルセロナから今年1月にオファーを受けた件についても言及している。

「たしかに、(首脳部の)アビダルとオスカル・グラウと話し合った。非常に重みのある提案だったけれど、僕にはもう少し経験が必要だと思った。時間がなかったんだ。バルサを率いるのは大きな意味を持つし、いつかは働きたいと思う。でも、その時ではなかった」

 だが、いずれはバルセロナに戻るという希望も口にし、リオネル・メッシを擁するチームを率いることができれば「夢のようだ」と語った。

「メッシはあと5~6年はプレーできると思っている。コンディションにとても気を遣っているからね。もし彼を指導できるとしたら、素晴らしいことだ。(復帰の噂がある)ネイマールも、うまくいけば戻って来るはずだ。チームにとってこれ以上のプラスはないと思う」

 自らが率いるチームの理想像を「迷いなく攻撃を仕掛け続けるチームを見るのが好きだ」と語ったシャビ。その夢が叶う日は、そう遠くないのかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部