日本相撲協会は4日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で24日に初日を予定していた大相撲夏場所(両国国技館)の中止を発表した。

 夏場所の中止決定を受け、大関貴景勝(23)は「引き続き、基礎運動を中心に体全体を鍛えていきます」とコメントを発表した。

 春場所は低い体勢から押し上げる本来の取り口が影を潜め、7勝8敗と負け越し。夏場所へは基礎トレーニングを中心に稽古を続けていた。「負荷も少し強くなってきている。まだ時間はある。焦らずやりたい」と順調な様子をうかがわせていたが、自身2度目のかど番は次の7月場所で迎えることになった。

 春場所は左膝に不安を抱えていた。師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)が「鍛え直すことはできる。いい方向に持っていきたい。6月から本格的な稽古ができるようにしたい」と話したように、今回の休止期間をプラスに変えて、本来の強さを取り戻す。