スペインで戦う日本人GKが、悲痛な声を上げた。

 2部オビエドの女子チームに所属する福村香奈絵が、現地時間5月3日に自身のツイッターを更新。現地で人種差別ともとれる行為に遭ったことを訴えた。このつぶやきを、スペイン全国紙『MARCA』も取り上げ、注目している。

 昨夏になでしこリーグ1部のアルビレックス新潟レディースからオビエドに移籍した福村は、現在はスペインを舞台にプレーを続けている。

 スペインでは新型コロナウイルスの影響でリーグが中断し、一般人は自宅待機が続いている状態だ。先日からは一部の規制が緩和され、時間や移動距離に制限は設けられているものの、外での運動が許可された。

 そんな矢先に遭遇した出来事について、福村はスペイン語で綴っている。

「男が私を見て、私に向かって叫んだ。『出ていけ!コロナ!なぜおまえがここにいるんだ!』私は日本に戻りたいだけ。

 子ども連れの母親が私を見て、子供たちに『さあ、あっちに行きましょう』と言った。それから子供たちは私を見て笑う。私は通りを歩いているだけ。

 私はここにいます。ただ悲しいです」

 この悲痛な声に、チームメイトやファンからは「あなたはひとりじゃない」「愚かしい人のことはすぐに忘れて欲しい」「わたしわあなたのともだちです。にほんすき。(原文ママ)」など、多くのコメントが寄せられている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部