プレミアリーグのオーストラリア・パース開催という「離れ業」が一部で急浮上したことを受け、西オーストラリア州のマーク・マクゴーワン首相が「障害が多い」と慎重な姿勢を示した。

3日の英スカイスポーツが報じたもの。プレミアリーグ側から公式戦開催の打診は受けていないと強調した同首相は「我々はオーストラリア人以外の来訪を防ぐため、国境を厳しく取り締まっている。(プレミアリーグ側の)どのような連絡も楽しみにしているが、その方法には多くの障害がある」と話した。

コロナウイルス感染で2万8000人以上の死者が出た英国に比べ、オーストラリアは93人と少ない。既に同国内は多くの封鎖制限が解除されている環境で、英国から2000人以上の来訪を受け入れるには感染拡大のリスクが高い。無症状の感染者も否定できず、マクゴーワン首相は「英国ではコロナウイルス感染者が非常に多く、多くの人々が亡くなっている。危険をおかしたくない」と慎重な姿勢。市民の安全を最優先したい気持ちを示した。

3月中旬から中断中のプレミアリーグは、このまま中止する場合、総額10億ポンド(約1400億円)以上の損失があると算出。1日には20クラブ代表者による会議で今季再開を確認し、7日に控える英政府のロックラウン(都市封鎖)措置の緩和を待っている。