名古屋はゴールデンウィーク中に「選手と#STAYHOME」と題し、各選手とサポーターがweb会議システム「Zoom」を介してコミュニケーションを図る企画を実施中。前田直輝、相馬勇紀、千葉和彦らに続いて、5月3日には米本拓司が登場した。

 大の猫好きで知られる米本には、同じく愛猫家のサポーター5人から様々な質問が飛び、米本も愛猫4匹を飼い始めた経緯や、「接する時は甘えたような言葉になってしまう」など自身のエピソードで場を盛り上げた。

 終始、笑顔で、サポーターたちの愛猫にもメロメロになっていた米本は「サッカー以外でこんなに話すことはなかったので楽しかったです。意外な一面を見せられたと思います」と振り返り、「今まで以上に大変な時期が来ますが、猫に癒されて、皆さんお身体にも気を付けて皆で乗り越えましょう」と呼び掛けた。
 サポーターとの交流後には取材にも対応。名古屋はトップチームの活動を休止しているが、4月30日からグラウンドを開放し、グループごとに時間帯を分け、自主トレーニングを行なえる体制を整えている。

 米本は「グラウンドに行けるのはなにかしらのプラスはあると思いますし、気持ち的には家にずっといるよりも、サッカー選手なので、身体を動かすという意味ではストレスの発散にはなると思います」とコメント。

 それまでは外に出ず、家で過ごしてきただけに「クラブがグラウンドを解放してくれたのは感謝ですし、上手く活用したいです」と話した。

 また名古屋は今回のサポーターとの交流や、小学生向けに学習ドリルを公式HPで配信するなど、様々な企画を実施しているが、「こういう時期なので何事にもチャレンジというか、様々な企画を出すというのは大事なことだと思いますし、それが僕らができる唯一のことだと思うので、積極的に参加したいですね」と意気込んだ。

 さらに今後に向けても「なにかプラスになることをできれば良いと過ごしているので、例えば、僕はパソコンが全然できないので、パソコンを少し頑張ってやってみようとか、少しでも普段できないようなことをしようと生活していきたいです」と抱負を語った。

 Jリーグ再開の目途が立たない難しい状況ではあるが、「こういう状況は世界的にそうで、誰が悪いとかはないので、自分でトレーニングをできるだけやって、始まった時にできるだけ皆さんに良いパフォーマンスを見せられるような過ごし方をしています。メンタル的にきついと思いますが、サッカー選手だけでなく、一般の方だったり、他のスポーツ選手だったり、皆同じ状況なので、自分だけじゃないと思いながら、この困難を皆で乗り越えていければと思います」と力強く前を向いた。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)