ちょっと前の話になるが、鈴木亜由子選手(28)は新年を迎えるにあたり今年のテーマに「越える」をあげていた。

 「弱い自分を越えて東京オリンピックのスタートラインにつこうと思っていた。今はすべてを乗り越えないとその場に立てないと実感しています」

 1月末、米国合宿で右太もも裏を肉離れした。同じ時期に、自分が履いている厚底シューズの規制問題が持ち上がった。そしてコロナ禍。「最初は去年にマラソンの札幌移転問題があって。いろいろ揺さぶられるなという思いはあるが、自分ができることに最大限の力を注ぎたい。一瞬一瞬を大事にして」