バルセロナのウルグアイ代表FWルイス・スアレス(33)を、米MLSの複数クラブが獲得を狙っていると、スペイン紙マルカが2日に報じた。

インテル・マイアミの共同オーナーであるベッカム氏は、スアレスをメンバーに加えるという希望を何度も口にしている。スアレスは半年前に「バルセロナとの契約があるが、将来、米MLSは魅力的なリーグになるだろう。アメリカは素晴らしい可能性の1つだよ」と発言している。

同紙は、バルセロナが新型コロナウイルスの影響により財政的に苦しんでいると伝え、米MLSのクラブは今夏にスアレスを獲得するチャンスだと考えていると伝えた。

バルセロナのセティエン監督は、長期負傷前まで今季23試合に出場し、14得点という好成績を残しているスアレスをチームの核になる選手と捉えている。一方で、クラブ側は33歳という高齢と高額な年俸を考慮し、オファーが届いた場合は喜んで耳を傾けると報道。クラブ側と監督の意見が分かれているという。

さらにクラブは、代わりとなる選手獲得の仕事に以前より取り組んでいる。パリサンジェルマンのブラジル代表FWネイマールやインテルミラノのアルゼンチン代表ラウタロ・マルティネスを候補に挙げている。その一方でコーチ陣はスアレスが退団した場合、親友のメッシにどのような影響を与えるかを懸念しているという。

いずれにしても、来季の去就はスアレス自身に委ねることになると推測されている。しかし、現時点で本人に移籍の意志はないとのこと。米MLSへの移籍の可能性は残されているが、バルセロナでの時間はまだ終わっていないという。また、家族もバルセロナでの生活に満足していると伝えた。

スアレスとクラブとの契約は来年6月まで。来季、全体の60%以上に出場すれば、契約延長される可能性がある。そのため、来季もバルサでのユニホーム姿を見られることになりそうだ。

(高橋智行通信員)