新型コロナウイルス感染拡大の影響で、19ー20シーズンの打ち切りを正式決定したリーグ・アンで、ビッグディールが成立するかもしれない。

 現地時間4月30日、オランダの『FOOTBALL ORANJE.com』など複数のメディアが、リヨンのメンフィス・デパイがパリ・サンジェルマンへ移籍する可能性があると報じた。

 リーグ・アンの最終順位が7位で確定いたリヨンは、来シーズンの欧州カップ戦に出場できない可能性が高い。

 決勝戦に駒を進めているリーグカップでパリSGに勝利すれば、ヨーロッパリーグの出場権が得られるが、フランス国内では大規模イベントの開催が9月まで禁止となっており、中止になる可能性が高い。

 再開が検討されているチャンピオンズ・リーグでもベスト16に残っているとはいえ、優勝して来シーズンの出場権を手にするのは、それこそ極めて困難なミッションだ。

 リヨンが来シーズンの欧州カップ戦に出場できなければ、「偉大なクラブへ行きたい」とメガクラブへの再挑戦を目論むオランダ代表FWを引き止めることは難しくなる。

 同メディアは、ジャン・ミシェル・オラス会長が21年6月末で終了する契約の延長を打診しているが、エースの流出は避けられないと見ているようだ。

 パリSGは、現時点で具体的なオファーを提示してはいないものの、退団が濃厚なエディンソン・カバーニや、移籍が取り沙汰されているネイマールとキリアン・エムバペの代役を確保しておきたいところだろう。

 トーマス・トゥヘル監督やクラブ幹部は、リヨンのエースを高く評価しており、獲得に前向きだと伝えている。

 はたしてこのフランス国内でビッグディールは成立するのだろうか。今後の動向が注目される。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部