「大相撲夏場所」(5月24日初日、両国国技館)

 大相撲の芝田山広報部長(元横綱大乃国)が1日、政府の緊急事態宣言延長の見通しを受け、夏場所開催の可否を判断する意向を改めて示した。「政府から出される状況というものを見ながら、私たちも次のことを考えていかないといけない。政府から出される緊急事態宣言の延長、これと世の中の動きというものを含めて検討材料になると思う」と説明した。

 4月26日には「あきらめずに5月場所開催は視野に入れていきたい」としていたが、新型コロナウイルスの感染状況は厳しくなってきた。「相撲界が動くということは世の中に対して影響を与える部分があるから、いろんな状況を見ながら次の5月場所のことを考えていくということ」と、受け止めた。

 緊急事態宣言の延長があれば理事会で協議されるが、現状では理事が集まるのは厳しい。同部長は「協会の主事が各所と連絡を取りながら、どう取りまとめるかはやっていると思う。決まったときはどういう形になるか分からないが、理事長のコメントを取って皆さん(メディア)にお伝えするのかどうか」と今後の見通しを示した。

 また、25日に感染が判明し、前日に退院した高田川親方(元関脇安芸乃島)と弟子の十両白鷹山、幕下以下の4力士に関し、新たな報告はなかった。感染が判明し8日から入院している幕下以下の力士1人は引き続き、入院している。