「プロレス・全日本」(30日、会場非公表=無観客試合)

 全日本初の無観客テレビマッチが放送された。新型コロナウイルス感染拡大防止のために6日の興行が無観客試合に変更されたことはあったが、当初からテレビマッチとして企画されたのはこれが初めて。

 開催の理由を、十枝利樹取締役は「世の中が閉塞している中で、娯楽の1つのコンテンツとして、プロレスを提供し続けたい。楽しんでもらいたい。この機を一緒に乗り切ろう、というのが一つ」と説明。福田剛紀社長は「今回は新しいスタートの第1弾」と強調した。

 情勢が許せば今後は週1回のペースで放送する意向で、十枝取締役は「これ(自粛)がずっと続くと経営もキツい。採算性を高めるためにもお客様に見ていただいて、視聴率が上がればまたやってくれ、と言うことになる。そういう意味ではもっともっと面白くしていきたい。ここでプロレスがしゅんとしてしまってはダメ」と力説。また、「いい意味で、プロレスファン以外の方にもプロレスを見ていただいて、好きになっていただくチャンスだと思っています。1週間に1回はプロレス見るぞ、そういう日常を作りたい。そんなコンテンツに育成したい」と期待した。