卓球のTリーグは28日、理事会を開催し、新型コロナウイルスの影響で延期となっていたプレーオフ・ファイナルを中止とすることを決めた。リーグ戦を終えた時点で1位だった男子の東京、女子の日本生命がそのまま年間王者となる。ウェブ上で取材に応じた松下浩二チェアマンは「残念だが、状況を考えると中止はやむを得ない」と話した。

 今季のリーグ1位と2位による年間王者を決めるプレーオフ・ファイナルは3月14日に両国国技館で開催予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大により延期となっていた。7月からは新シーズンとなる中、来季に向けた契約や移籍も一部発表されており、海外選手の来日も難しいことも踏まえて、満場一致で中止が決まった。松下チェアマンによればチケット収入は3000万円を見込んでいたものの、中止に伴って1000万円程度の損失となる見込みだといい、「スポンサー、テレビの放映権など、目に見えないマイナスもあるのでは」と明かした。

 また、来季の開催については、無観客開催や試合数を減らすなどの措置を含めて検討しているといい「色んなリスクを考えて検討する」と話した。