「大相撲夏場所」(5月24日初日、両国国技館)

 夏場所の番付が27日、発表され、20歳のホープ、琴勝峰(佐渡ケ嶽)が新入幕を果たした。身長191センチ、体重165キロの堂々たる肉体。同学年で“昭和の大横綱”大鵬(故人)の孫、幕下納谷(大嶽)、元横綱朝青龍のおい、十両豊昇龍(立浪)らが出世を競い合う中、黄金世代で幕内一番乗りを決めた。

 電話での代表取材に応じ「(番付表の)一番上の段まで来ることができた。でもまだまだ上はある。向上心を持っていく」とあくまで通過点を強調した。

 名門・埼玉栄高から17年九州場所で初土俵。負け越しは幕下時に1度だけ。十両は3場所でスピード通過した。「1場所1場所、無我夢中でやってきた」と振り返った。

 同世代で出世頭。「刺激し合える仲ではあるけど、競争というよりは自分でやることをやって、上を目指していきたい。同級生が勝っているところを見たら、どれも刺激になる」と力を込めた。

 押しも四つ相撲も成長。先場所は十両優勝を果たした。佐渡ケ嶽部屋は元大関琴奨菊を筆頭にこれで5人が幕内。「兄弟子をよく見て勉強させてもらっている。(琴奨菊には)よくアドバイスをもらう」と、環境が好影響を与えている。

 夏場所の目標は「次の一番を勝つことを大事にしたい。とりあえずは勝ち越すことを目指す」と控えめに語った。