新型コロナウイルスに感染し、15日に退院したサッカーJ2のザスパクサツ群馬のDF舩津(ふなつ)徹也選手(33)が取材に応じ、「(各自が)感染していると思って行動すること。感染したら行動履歴を正直に答えることが大切だ」と呼びかけた。

 17日、前橋市の自宅からテレビ会議システムで報道陣の質問に答えた。

 舩津選手によると、3月26日夜に風邪に似た症状を感じ、PCR検査で31日に感染がわかり、入院。その後、検査で陰性となって退院した。この間、1週間ほど麻婆豆腐の味を感じないといった味覚障害が続いたが、息苦しさはなく、発熱はすぐ平熱に戻った。薬は飲まず、「人にうつさないための入院」と捉えたという。

 密閉・密集・密接の「3密」を避け、飲み会に行かないなどの注意をしていても感染した。「(知らないうちに)もらう、うつす怖さがある」。感染して「チームに申し訳ない」と落ち込んだが、仲間から「仕方ない」と声をかけられて救われたという。

 濃厚接触者となったチーム関係者の家族が「学校に来ないで」と言われたことがあると明かし、「誹謗(ひぼう)中傷せず、正しい情報で行動してほしい」と話した。

 チームの選手・スタッフら41人の濃厚接触者の健康観察は終了したが、5月6日まで活動を停止している。舩津選手は自宅でトレーニングに励み、「今まで以上にチームに恩返しがしたい」と話した。(張春穎)