全日本柔道連盟の副会長、専務理事などを歴任し、現講道館理事の松下三郎(まつした・さぶろう)さんが19日、新型コロナウイルスによる肺炎のため、神奈川県内の病院で死去した。84歳だった。松下さんは体調を崩して15日から入院。PCR検査で陽性が確認されていた。

 鹿児島県出身。日大時代に明大の神永昭夫さんの好敵手として活躍。神永さんを破るなどして2度学生王者になった。引退後は、全柔連の初代広報委員長などのほか、日本オリンピック委員会理事、日本ユニバーシアード委員会委員長も務めた。

 柔道界では東京都内の講道館内にある全柔連事務局で、これまでに役員、職員合わせて19人がPCR検査で陽性反応を示している。