イングランド・ラグビー協会は2日、電話会見を開き、2021年8月までの契約を結んでいた前日本代表ヘッドコーチで、オーストラリア出身のエディ・ジョーンズ監督(60)の契約を、23年ワールドカップ(W杯)フランス大会後まで延長すると発表した。昨年のW杯日本大会でイングランドを準優勝に導いた手腕を高く評価した。

 新型コロナウイルスの影響で、相次いで大会中止やリーグ戦が中断する非常事態のなかでの発表となった。同協会によれば、契約延長は数週間ほど前に詰めていたが、英国を含め世界中に新型コロナの感染が拡大していたため、タイミングを見定めていたという。同協会のビル・スウィーニーCEO(最高経営責任者)は、「とても難しい日々の中で、少しでも明るい話題を提供したかった。エディは(23年W杯の監督候補)で、ずっと一番だった」と説明した。

 ジョーンズ氏は2015年、ラグビーの母国であるイングランド代表で初めてとなる外国人監督に就任した。託されたチームの再建をクリアし、ここまで54試合を指揮し、42勝11敗1分け。同協会によると、勝率78%は歴代監督で最高勝率を誇っているという。

 日本に滞在しているというジョーンズ氏は、2日の会見で「とても光栄だ。4年前は、(W杯までの)2周目を任されるとは想像もしていなかった。まだ自分がチームを成長させられる。だから引き受けた」とコメント。当面はフランス大会での優勝が目標で、「人々の記憶に残るようなチームにしたい。実現可能な選手がそろっている」と自信を示した。