新型コロナウイルスの感染拡大で東京五輪・パラリンピックが延期となったのを受け、内戦や紛争の影響で厳しい練習環境にある南スーダンの選手とコーチ計5人の練習や生活を昨年11月から支援してきた前橋市は26日、当面7月まで受け入れを継続すると発表した。市は五輪・パラの開幕直前まで延長する意向で、南スーダン五輪委員会などと今後協議する。

 市によると、10~20代と若い選手たちの将来のためには継続したトレーニングが必要で、1400万円を超えるふるさと納税で全国から協力を得ていることなどから、継続を決めた。市は25日、南スーダン五輪委に継続の方針を伝え、同意と感謝の返事をもらったという。山本龍市長は「選手は母国の平和への祈りと期待を背負って練習を続けている。応援してくれている人たちの期待に応えるためにも、本大会まで預かりたい」と訴えた。

 受け入れを1年程度延ばす場合、市はさらに2千万円弱の資金が必要とみている。選手たちのビザも今年11月までで、更新についても検討していくという。