東京五輪の延期を受け、谷本正憲知事は25日、公募で選ばれた県内の聖火リレーのランナーを変更せず、引き続き走者を務めてもらう考えを示した。「ランナーは心の準備をしているのだから、期待に応えるのが大事だ」と語った。

 対象は1963人の応募者から県実行委が推薦した42人。PRランナーで、柔道女子の金メダリストの松本薫さんと、俳優の常盤貴子さんにも依頼する。

 県内の聖火リレーは6月1、2の両日に全ての市町を走る計画だった。大会組織委はリレーを一時取りやめ、日程を再調整して実施するとしている。

 五輪の延期について、谷本知事は「こういう状況ではやむを得ない。中止ではなく、開催されるのは良かった」と話した。(波多野陽)